民法大改正

朝晩はまだ肌寒いような日もありますが、
まもなく梅雨に入り、季節は次第に夏へと移り変わろうとしています。
さて、法律の世界では先日、大きな変化がありました。
民法が改正されたのをご存知でしたでしょうか?
特に私達の生活に密接に関連する契約に関する事項を取り決めている部分が、
民法制定以来初めて改正されたのです。
民法制定が1896年ですから、120年間この部分の規定は変わっていなかったことになります。毎年のように改正されている法律もある中でこれは驚きです。
なお、今回の改正は200項目にも及ぶということで、実際に施行されるのは周知期間を経て3年後くらいになるようです。
具体的な変更点についてはまたの機会として、
商品の売買や不動産の賃貸借など誰もが日常的に携わっている部分が変更されましたので、
今後もニュース等で取り上げられてくることでしょう。
身近な法律の改正ということで、我々行政書士のような法律家だけでなく、
皆さんにも強い関心を持って法律に触れて頂ける良い機会かと思います。